私たち近藤ゼミは名古屋市科学館へ赴き、プラネタリウムを見学してきました。

　現在私たちは宮沢賢治や星新一といった星や宇宙がよく登場する作品を取り上げて研究しています。
そこで少しでも研究の参考になればとプラネタリウム見学を計画しました。
　
　プラネタリウムでは、今の季節に合わせ、春から夏にかけての星座や今後の季節に見える星座、彗星についての説明を聞き、タイムリーな知識を得ることができました。　
この時期の夜空には、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブからなる夏の大三角や、さそり座の心臓である赤く輝くアンタレスなど、見どころのある星座が
姿を現しています。

　宮沢賢治は星座の中でもとりわけさそり座が好きだったようで、当時の作者もこの夏の夜空を見ていたと考えると胸が熱くなります。

　そろそろ夏の長期休暇に突入し、やりたいこと、やらなければいけないことが多くでてきますが、こんな時だからこそ夏の夜空を見上げてみるのも良いかと感じた一日でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　（人文学科4年　垣内千裕、佐村恵梨菜）