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健康栄養学部
2015.10.28

「ふきと大葉」の講習会  

調理・試食会の様子
調理・試食会の様子

聴講風景

講義の様子

 10月19日(月)に、健康栄養学部管理栄養学科一年生48名を対象に、「ふきと大葉」認知度向上にむけて、JAあいち経済連の主催による講習会を開催しました。
 愛知県が誇る産出額全国第1位の特産品であるこれらの野菜について、講義と料理講習の形式で行われました。講義編では、あいち経済連の方が、日本の農業全般や、愛知県は野菜の産出額全国5位であり農業県であることが説明されました。続いて、「大葉」は縄文時代から存在していたことや「あいちの伝統野菜」の一つである「ふき」の季節に応じた食べ方等が紹介されました。次に、料理講習では、ベジフルティーチャーでもある方をお迎えして、「ふき」の下処理や「大葉とふき」料理のデモンストレーションをやっていただきました。試食では、「大葉のチーズトースト」や「ふきとアンチョビのペンネ」等をいただき、学生にとって日頃作り慣れてない「ふきと大葉」の洋風料理のあまりの美味しさと先生の手際の良さに、何度も拍手がわきおこり、興味深く熱心に受講していました。試食後、学生のいろいろな質問に答えて頂き、お土産に「ふき」をいただき講習会は終了となりました。課題として、次回授業までに、このお土産を利用して新しい感覚で独創性のあるレシピ考案が出されました。
 JAあいち経済連では、多くの方に、「特に若い方たちの大葉とふきの消費拡大に提案されたレシピを積極的に活用することが本講座のねらいです」と話されていました。
 本講座は、日本人の健康的な食の牽引役である管理栄養士を志す学生たちにとって、大変意義のある企画となりました。
 

愛知県産の大葉は全国シェア50%以上で第一位