「ブルガリアの伝統とヨーグルトの魅力を知ろう！」

　12月12日、 今年最後の健康栄養プラザは株式会社明治の方を講師にお迎えし「ブルガリアの伝統とヨーグルトの魅力を知ろう！」をテーマに開催されました。約30名の受講者の方が今回も勉強と調理実習に取り組みました。
 　まずは加藤講師（管理栄養士）による乳酸菌とヨーグルトの機能性についてのお話。乳酸菌の中には免疫力を高める種の菌があり、これらが入った飲料を飲み続けることでインフルエンザに罹りにくくなった調査結果が紹介されました。これからの季節、身につまされるお話です。また加熱などにより「死菌」となったものにも、身体にとって有益な働きがあることも教わりました。これなら加熱料理にも使えますね。
　講義の後は、調理実習。ピザ台にヨーグルトを使っての「もちもちピザ」、明治の有名なあのお菓子を細かく砕いて隠し味にした「ミルファンティーヌ風スープ」を飯泉講師（管理栄養士）に教えていただきました。どちらも本当に手軽！あっという間に仕上り、試食タイムに。どのテーブルからも「簡単で美味しい！」の声が上がりました。身体に良いことを知りながら食べるといっそう美味しいですね。
　今回も管理栄養学科の学生が、準備、料理助手、後片付けなどボランティアとして活躍しました。 食品メーカーで研究を重ねた本学の粂准教授（健康食品学、公衆衛生学）の開発秘話？や、食品会社で働く管理栄養士の裏話もそっとお聞きでき、これからの進路を考えるヒントも得られたようです。