学部からの最新情報
健康栄養学部
2016.01.12

病理学演習(臨床医学・栄養学演習)で、島根大学医学部 泌尿器科学教授 椎名浩昭先生の特別講義が行なわれました

熱心に講義をする椎名浩昭教授
熱心に講義をする椎名浩昭教授

     病理学演習(臨床医学・栄養学演習)特別講義

     真剣に聞き入る学生

     特別講師の椎名教授と本学の寺嶋教授       (実は、二人は同級生だそうです!!)

 管理栄養学科3年生の病理学演習(臨床医学・栄養学演習)においては、管理栄養士の業務に関連する主要な疾病について、グループ学習方式のアクティブラーニング授業が行われています。糖尿病、痛風、心不全、消化器がん、肝硬変、腎障害、脳血管障害など主要な疾患の症例を通して、自ら問題点を発見し解決する能力やディベート、プレゼンテーション力を身につけます。管理栄養士の教育過程では、全国的にも先駆けた東海学園大学ならではの授業内容となっています。
 今回は、1月9日(土)に島根大学医学部 泌尿器科学教授 椎名浩昭先生にお越しいただき、臨床的に重要な「腎臓についてのおはなし」をして頂きました。腎不全や透析治療、腎移植にはじまり、最先端の手術支援ロボットda Vinci を用いた腹腔鏡下手術など、最先端の内容をわかりやすく丁寧にお話し下さいました。講義後には、「ロボット手術の他の疾病への適応」や「腎移植後の食事や生活管理」などについて活発な質疑応答が行なわれ、当大学の教育レベルの高さが伺えるものでした。
 また、病理学演習担当の寺嶋教授が、「定期試験の問題として腎臓に関連する問題を椎名先生に ”クエスチョンバンク2016” の中から選んでもらいます。」といわれ、椎名先生から定期試験問題2問を教えてもらい、学生にとって大変うれしい ’お年玉’ となりました。
 東海学園大学管理栄養学科では、特に臨床栄養教育に力を注いでおり、このように臨床医学、栄養学関連で著明な医師、医療関係者による特別講義が各授業で活発に行なわれています。そして、病院や福祉施設に就職を希望する学生にとって、大変心強い教育内容となっています。