学部からの最新情報
スポーツ健康科学部
2016.02.19

2015年度介護等体験報告会が行われました

 2月19日(金)、2015年度介護等体験報告会が行われました。会お等体験は、小学校、中学校教諭の普通免許状を取得する者の資質向上、学校教育の一層の充実を図ることを目的に社会福祉施設および特殊教育諸学校で計7日間の体験を行うものです。
 本学部では主にスポーツ教育コースの3年生が実習を行います。この日の報告会にはスポーツ教育コースの2,3,4年生が参加しました。

 報告会では、施設および学校ごとに施設概要、実習テーマ、1日のスケジュール・活動内容、実習で気付いたこと・学んだことについて発表がなされました。
 多くの発表で課題として挙げられたのがコミュニケーション能力の向上です。多様な特性を持った人たちとの触れ合いを通して、個人に合ったコミュニケーションの方法を見つけること、傾聴すること、目を合わせること、共感すること、笑顔で接すること、寄り添うことなど、多くのコミュニケーションの方法を実践的に学んだことが報告されました。また、個人が今持っている力に合わせた支援を行うこと、安全な環境と支援を実現するために、施設を利用されている方への言葉がけや職員同士での細かな意思疎通が重要であることも報告されました。
 

 これらの実習を通して、多様な人間存在の理解や共生(ともいき)の意味について考えを深めるとともに、大学で学ぶ理論と現場での実践・体験が重要であることを強く感じたようでした。

実習生を受け入れご指導くださった施設職員、学校教職員の皆様に感謝申し上げます。
介護等体験での経験を、3,4年生は来年度の教育実習、2年生は3年次の介護等体験に生かしてくれることでしょう。