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人文学部
2014.10.02

2014ほしのゼミ旅行~関西篇~

 人文学科ほしのゼミからゼミ旅行の報告が届きました。

人文学科ほしのゼミは、“マンガ制作・研究ゼミ”なので、ゼミ旅行もマンガ関連の施設探訪が主です。
今年は、関西。9月1日(月曜日)~2日(火曜日)の1泊2日の旅、京都(京都国際マンガミュージアム)⇒神戸(「鉄人28号」モニュメント)⇒宝塚(手塚治虫記念館)と行ってきました。

京都国際マンガミュージアムは、旧小学校をベースに改築され膨大なマンガ資料を備えた展示兼マンガ図書館。館内の再現「昔の紙芝居」をゼミ生みんな、楽しみました。

「鉄人28号」モニュメントは、1995年(平成7年)1月17日に起きた阪神・淡路大震災の震源に近く、甚大な被害をうけた神戸市街地の長田区の若松公園に震災復興への活性化のシンボル、元気の素として作られています。「鉄人28号」の作者、マンガ家横山光輝先生が神戸出身であることから、この地に決まりました。

ゼミ生の世代には、わかりづらいかもしれませんが、ほしの世代には 手塚治虫先生の「鉄腕アトム」と人気を二分したキャラクターで、子供たちの思いが正太郎くんのリモコン操縦器によって直に伝わるキャラクターでした。(正太郎くん=読者の子供たちなのです。)
困難な事態が自分の周辺やテレビのニュースで見ると今も心の中で叫んでしまう「鉄人28号」の主題歌の一節、♪鉄人~鉄人、はやく行け~♪ そして、「がんばれ~!鉄人―!」。正太郎くんと共に“正しい行いをする鉄人28号を応援する”ところから、子供たちの正義の心が育ちます。

手塚治虫記念館は、もちろん「マンガの神様」手塚治虫先生の出身地に建てられたミュージアムです。コンパクトながらも手塚先生の特色が詰まった記念館。
ただ、ゼミ生のみんなが手塚先生のマンガ作品を読んでいないことにびっくり! それじゃあ、施設の粋なこだわりや隠れキャラが全く理解できない・・・。

来年から、ほしのゼミに入る必須条件に『手塚作品「火の鳥」を含む最低3作品は読んでおくこと!』を、付加しようか・・・と、思案中です。

(文責:ほしの竜一)

京都国際マンガミュージアム入口

京都国際マンガミュージアム内「火の鳥」

手塚治虫記念館入口 足元にアトムやレオ、サファイアなど、手塚マンガキャラ達の手形や足形のプレートがある。

ビュ~ンと、飛んでいけ~!鉄人28号~!