子どもと学べる算数の教材開発
「算数科研究」ポスター発表
学校教育専攻の学生が受講している「算数科研究」の授業では,教科書研究やミニ模擬授業,算数用語の意味研究などを学生主体で行ってきましたが,後半になってからは,ポスター発表が授業の中心となっています。教科書の内容を活かした教材開発や教科書の内容にとらわれない教材開発を学生一人一人が行い,1枚のポスターにまとめて発表し交流します。
この日は,「答えが2つ?」「4□4□4□4=0」「指を使ったかけ算」「おもしろ算数」「ゼロと零の使い分け」「さくらんぼ計算」「何問解ける?」「フランス式指電卓」という8つの教材が提案されました。
どんなにすばらしい教材や指導法でも,実際の子どもたちに伝わるものでなければ意味がありませんし,できれば子どもたちの心を揺さぶるものでなければ,学校の現場では使えません。そうした創意工夫がたくさんあります。
幸い,5分,10分のゆとりの時間で,小学生の子どもたちと楽しみたい教材が,毎回多数提案されています。このままたくさんの引き出しを増やしていきたいものです。