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人文学部
2017.09.11
人文学科 加藤ゼミ旅行
「平等院鳳凰堂の前で」
加藤ゼミ恒例のゼミ旅行が、8月28、29日にありました。場所は、宇治と京都です。
人数が16人なので、小型バスをチャーターして、名所をまわりました。
一日目は、宇治へ行き、源氏物語の舞台となった宇治川のほとりを散策。
さらに、伏見稲荷へ行き、1万本もあるという鳥居をくぐりました。
その日の圧巻は、なんといっても、夜の祇園へみんなで繰りだしたことです。祇園を詠んだ短歌で有名なのは、
清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みな美し 与謝野晶子
かにかくに祇園はこひし寝(ぬ)るときも枕のしたを水の流るる 吉井勇
というものです。「清水へ」の歌は、晶子がまだ鳳晶子といっていた時代のもので、よく教科書などでも取り上げられています。
我々は、ここに描かれたコースとは、逆コースで祇園に入りました。むろん、季節も、春ではなく、夏ですが。
「かにかくに」の歌は、祇園を流れる白川のほとりに歌碑がたてられています。
その歌碑をみながら、祇園から先斗町(ぽんとちょう)へ入りました。夜の京都は昼間とは別世界になります。
二日目には、朝から大学祭の台本読みの練習をしました。
加藤ゼミは、創作専門ゼミなので大学祭では、自作の劇を上演します。ぜひ、観に来て下さい。
二日目は、下鴨神社、嵯峨野をみて戻りましたが、京都の魅力を深く味わった二日間でした。