平成26年度の「公園体操」が始まりました
身近な場所で運動ができることは、高齢者の健康づくりではとても重要です。
住宅街の中の公園を利用して、地域在住の高齢者に学生が運動指導を行う「公園体操」は、人間健康学部(現・スポーツ健康科学部)の1期生が10年前に名古屋市の公園で始めてから、今も続いている伝統的な地域運動プログラムです。
今年度も4月10日から毎週木曜日の9時~10時に、三好キャンパス近くの三好丘桜公園で始まりました。
島岡ゼミの3、4年生有志が参加していますが、その日の運動メニューを考えたり、交代で運動指導を担当したりと、全てを学生自身が行っています。
当日の様子
標準的なプログラムでは、最初は下の写真のように指の運動や身体を使った後出しジャンケンなどの脳トレ系の運動を行います。
指の運動
後出しジャンケン
次にスクワットやもも上げなどの筋トレを行い、水分補給のための休憩をとった後は2本のポールを使ったポールウォーキング(ノルディックウォークとも言います)で公園を2周します。最後は芝生の上で整理運動を行って終了です。
もも上げ
水分補給のための休憩
ポールウォーキング
整理運動
今は新緑が美しく、ハナミズキやツツジの花もたくさん咲いているので、身近な自然を楽しみながら運動することができます。さらに、地域の方が飲み物やお菓子を用意してくれるので、休憩時には地域の方々との会話も一層スムーズになります。このように公園体操は学生の運動指導力やコミュニケーション力を高める良い実践フィールドとなっています。