人文学科　創作文芸コースを卒業した松村知恵さんが文庫本を出版しましたので紹介します

松村知恵さん「白の海」ご出版おめでとう
人文学科　創作文芸コースを卒業した松村知恵さんが文庫本を出版しましたので紹介します。
「白の海」（文芸社）です。
ペンネームは、十月十三日。
内容に少し触れておきます。
地球が〈白の海〉という現象によって滅びようとしています。
その海に触れたものが異形のようなものにかわって人間におそってきます。
それを救うと信じられているのが天使の「雪」という女の子です。
〈白の海〉が次第に陸地を浸食して、世界は混乱してきます。
こんな時に、活躍するのが、椿という青年で、雪とおなじ十代。
体は戦士として改造されています。
たまたま、雪と出会い、二人は恋に落ちるのです。
さて、天使である雪は、この世界を救えるのでしょうか。
ぜひとも、この続きは、読んでみてください。　

松村さんは、在学中は、私のゼミ（加藤ゼミ）で小説を書いていました。
私は、創作を専攻する学生たちに、ともかく２０代で１冊、本を出版しなさいと言ってきました。
松村さんもこうした私の教えを守り、今回の出版にこぎ着けたのです。
これが弾みになって、今後、何冊も本を出版していくことでしょう。
松村さんの門出を祝福したいと思います。
それから、創作文芸コースをでた諸君、ますますの健闘を祈ります。
創造的に生きるということは素晴らしいことです。それは目をきらきらさせて生きていくことなのです。