学部からの最新情報
経営学部
2015.06.25

「学生が親子で読める本」の制作に取り組んでいます。


経営学部・瀬川久志研究室では、講義用の教科書以外に,演習を中心に、広く経営学部の学生に読んでもらう教養書を出版し、学生の便宜に応えています。学生たちは瀬川教授の著書から一冊を選び、読書感想文を書いています。その趣旨は高校時代からなかなか本に親しむ機会のない学生たちに読書の楽しみ方を知ってもらうとともに、感想文にまとめることによって自分の意見を他者に伝える方法を学ぶことです。
下記に人気の順番にタイトルを一覧しています。軽音楽部の学生が迷わずに手にするのは、『三日月幻想曲』です。『リオの蝶殺人事件』は、名古屋が舞台になっており、栄や名駅などの街が出てくるので学生たちは身近に感じています。これらの本は親子で読んでもらうことを想定しています。
『磯の香りの謎殺人事件』は、大学3年の女子学生が事件解決の推理をします。『青空が輝くとき』は,授業の教材として使用できるよう書かれており、「難しい」とか「吸い込まれるように読んだ」などの感想が寄せられています。今年の6月に出版した新刊『超弦空間の旅人』は、瀬川教授の出身地(岡山県)の隣,鳥取県が舞台です。
読書は人生を通じて知識を得るほか、心の血となり肉となります。大学の4年間をかけて、お気に入りの本を見つけて読書の習慣を身につけるよう心がけましょう。本を読むことは人格の形成と発展に欠かせないものです。本との出会いを大切にしてください。
これらの書籍はオープンキャンパスでも展示いたしますので、ぜひ見に来てください。
 
『三日月幻想曲』グッドタイム出版(2013年)
『リオの蝶殺人事件』文芸社(2011年)
『磯の香りの謎殺人事件』文藝書房(2011年)
『青空が輝くとき』ブイツーソリューション(2013年)
『野獣の美学殺人事件』文芸社(2011年)
『ロビンソンクルーソーの経済学』新水(2012年)
『世の中が透けて見える方程式』セルバ出版(2012年)
『Hyper Space Journey恋の宇宙遊泳』グッドタイム出版(2013年)
『超絃空間の旅人 失われた二〇年の謎に迫る』パレードブックス(2015年)
その他多数