“私と家族”

エピソード8

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温かいって、とても強い。

教育学部 教育学科 保育専攻2年生/星城高等学校 出身

浅井 せれな

父の愛に育まれてすくすくと育つ。

自分で言うのもおかしいですが、私に対する父の愛情はとても強いと思います。私が幼いころに書いた手紙やお守り、誕生日プレゼントを今でも大事に持っていてくれます。仕事で使うビジネス手帳に「おまもり」と書かれた紙切れが挟まっているのを発見した時は、嬉しいと思いつつ恥ずかしい気持ちで、今更ながら父の強い愛情に気づくことができました。
他にも“娘LOVE”なエピソードはたくさんあります。たとえば、バトントワリングの大会に出た時、父がビデオ撮影をしてくれていたのですが、再生してみると私のアップばかりでした。私が「全体を見たいので、次は全体も撮って」とお願いしても、やっぱり、次も私のアップばかりなのです。今となっては愛情だとわかるのですが、当時の私は怒っていましたね。

距離感は変化しても、愛情は変わらない。

大学生になって、勉強やアルバイトで忙しくなると、父とゆっくり話す時間も減ってきます。だからこそ、車で駅へ送迎してもらう数十分という時間がとても大切で居心地良かったりします。話題は最近のニュースから、友人のことまで、どんなことでも話せる関係だと思います。先日、「今度のダンスサークルのイベント、ビデオを持って見に行くよ」と言われました。母にしか伝えていない情報だったのですが、しっかり情報収集していたようです。「今度こそ全体の様子を撮影してね」とお願いしましたが、さて、どのような録画内容になっているのでしょうか、再生してみるのが楽しみです。

共に成長できる、を実感するキャンパス。

家族の何気ない日常に愛情を感じたり、目に見えない優しさを感じたり。そんなつながりを東海学園大学のキャンパスで感じることができるのは、「ともいき」という教育理念が行き届いているからだと思っています。たとえば、グループワークの時、友人と話し合い、意見を集約することがあります。相手の意見に寄り添ったり、自分の意見をしっかり主張したり、そうした経験を重ねた時、友人と共に成長を実感できることが何度もありました。つながりが新しい視点に気づかせてくれたり、相乗効果を生み出してくれる。東海学園大学で過ごす時間は、家族と過ごす時間と同じくらいかけがえのないものなのです。

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