学び TRAVELING〜知っておきたい学びのセカイ〜

心理学部

多様な心理学を網羅する専任教員陣が、
学生一人ひとりの興味や学修意欲を丁寧にサポートします。

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何を学ぶ?

方法論をベースに、基礎・行動系から応用・臨床系まで幅広い心理学を網羅
方法論をベースに、「生理心理学」「実験心理学」「感情心理学」「社会心理学」「臨床心理学」など、基礎・行動系から応用・臨床系まで幅広く心理学を学びます。

学びの特色は?

基礎力養成カリキュラムと幅広い専門ゼミで
興味がある分野を深く学べる
心理学の「学びの土台」となる方法論の教育を重視しています。これにより、幅広い専門領域に対する理解が深まるとともに、「心理学的なものの見方」が身に付きます。また、心理学諸領域をまんべんなくカバーする専門ゼミを用意し、あらゆる学生の興味・関心に応えます。

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学び TRAVELING 〜学びのセカイを旅してみよう!〜

「色」が心を左右する?

心理学部 高橋ゼミ

目に見えない心の内側に
光をあてる心理学
心理学は、人間の営みすべてを研究できる学問です。私たちが普段している何気ない行動や発した言葉の背景には、理由となる「心理過程」が必ずあります。いずれ自らの悩みさえ客観視できる……それが心理学を学ぶ面白さのひとつ。高橋ゼミでは、目の錯覚などの「視覚心理学」や、色の好みや心理行動的影響といった「色彩心理学」を学んでいます。多くの学生が「色」にちなんだ卒業研究をする一体感のあるゼミです。
人に与える印象まで左右する
「色の心理的効果」とは
ゼミ教員の研究結果で「赤と白の照明下でまったく同じ会話を聴かせた際、赤の照明で聴いた場合のほうが感情的に聞こえた」というものがあります。また、明るい性格の人が赤い服を着ると、より積極的な印象が強まることもわかっています。一方で、青や緑は心を落ち着かせる効果を持つともいわれています。色による心への働きかけは、日常のさまざまな場面に役立てることができるのです。
平成28年度卒 大園美結
仮説を実証しながら
色彩心理の核心に迫る
以前「食品の色と味覚印象」について調べた学生は、味のない寒天に色を付けただけで甘みを感じることを明らかにしました。実はかき氷も似た原理で、実際は同じ味なのに脳がシロップの色と香りで味を予想し、それぞれの味覚を感じさせています。高橋ゼミでは、色という身近なテーマから想像力をふくらませ、物事を科学的・客観的にとらえる力を養っています。

ゼミ教員紹介

髙橋 晋也 教授

専門分野

視覚心理学、色彩心理学

研究テーマ

錯視、色・明るさの同化・対比に関する研究、色彩効用・色彩嗜好に関する心理学的研究、伝統色を学習材料とした郷土魅力教育プログラムの開発

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