ご挨拶

 このたび、東海心理学会第66回大会を東海学園大学名古屋キャンパス(名古屋市天白区)にて、本年5月27日(土)に開催することになりました。2014年に人文学部に心理学科が開設され本格的な心理学専門教育の体制が整ったばかりの本学がこのような大役を任され、身の引き締まる思いです。 浄土宗の宗門校である本学は、学祖である椎尾辨匡先生が大正期に興された「共生き運動」を原点とする「共生(ともいき)」を教育理念に掲げています。この理念は、地球規模で見ても地域規模で見ても多様な価値観の相互尊重が幸福への鍵を握る今日において、新たな輝きを放っていると考えています。本大会で東海地域の様々な領域の心理学者が集い、互いの専門性を超えた相互理解・相互啓発が進み、各種領域別の心理学会とはひと味違う「ともいき」の余韻を残すことができれば幸いです。
 当日のプログラムは、例年どおり研究発表と特別講演を柱に計画しています。特別講演では、気鋭のパーソナリティ心理学者であられる京都大学の高橋雄介先生に、「発達パーソナリティ科学の観点から紐解く社会適応や教育の様相」と題してお話しいただく予定です。この講演も、多様な個性をもつ人達の社会適応と教育という観点から、現代の「ともいき」を考えるきっかけになると期待しています。 第66回大会が会員の皆様の心に残るような大会となるよう、準備委員一同、精一杯準備いたします。多数のご参加を心よりお待ちしております。

  2017年1月
東海心理学会第66回大会委員長 髙橋晋也