スポーツ選手として自らの栄養管理を行いながら、
管理栄養士国家試験に向けて学んでいます。

健康栄養学部 管理栄養学科 2年
井本 遼我さん 名古屋市立緑高等学校出身

得意分野を持つ管理栄養士をめざして

健康栄養学部 管理栄養学科で、高い専門能力と得意分野を持つ管理栄養士をめざしています。私は、6歳からキックボクシングを続けており、現在はプロ。パフォーマンスの高い減量方法を知りたいと考えて進学し、当初はスポーツ栄養を学びたいと思っていました。しかし、幅広い栄養学の世界を知るほどに興味が広がり、最近では傷病者の栄養ケアを中心に学ぶ臨床栄養に興味があります。病院などの医療機関で働く管理栄養士という進路も見えてきました。

理論と実践の積み重ねで理解を深める

ある時、「食品学総論」が「微生物学」など他の学びのベースになっていると気づき、知識を積み重ねる大切さを実感しました。1年次に学ぶ「調理学」と2年次の「調理学実験」にもつながりがあります。学んだ理論を実験で確かめるので、着実に身につけることができます。栄養の知識を食に置き換えて提供する調理実習も重要です。100人分の給食作成に取り組む「給食マネジメント実習」に向けて献立作成や調理の腕を磨いています。

~夢実現をめざす学びの計画~

高校3年生
充実した管理栄養士国家試験対策と高い合格率に魅力を感じて、健康栄養学部に入学。
大学1?2年
最初は調理実習に戸惑うも、少しずつ自らの体調管理に栄養学の知識を役立てられるように。
大学3年?
医療現場を知る先生のゼミで臨床栄養を学びながら、病院で活躍する管理栄養士をめざして国家試験に挑む。

管理栄養士国家試験に向けて

東海学園大学に進学したのは、管理栄養士国家試験の高い合格率に惹かれたからです。授業では、おさらい代わりに過去問題に取り組むなど、常に国家試験を意識して学んでいます。日々の学習が大切なので、定期試験の前には学部の友人同士で勉強会を開催し、得意分野を教え合っています。

少人数体制で取り組む実験・実習

実験・実習は少人数制のグループで行うので、手を動かして体験的に身につけることができます。私は高校まで料理経験がなく、1年次の「調理学実習」では戸惑うことばかりでした。その後、栄養の知識を生かして自炊する機会も増え、今では実習で1、2品を仕上げられるようになりました。