本学では、これからの社会で活躍するために必要な幅広い視野と教養を身につける「ともいき教養教育」を全学的に展開しています。
本学は2017年に、愛知中小企業家同友会と産学地域連携基本協定を締結しています。
このたび、同協定に基づく連携事業の一環として、2026年6月27日(土)に「実践キャリア教育(担当教員:牧野暁世)」において、地域企業の皆様をお招きした特別授業をオンラインで実施しました。
当日は台風の接近に伴い、大学の判断により授業形態が急遽対面からオンラインへ変更となりましたが、企業の皆様のご協力により大きな混乱なく実施することができました。
今回の授業には、心理学部、健康栄養学部、人文学部、経営学部、スポーツ健康科学部を中心とした約70名の学生が参加しました。本授業は、学生が自らの先入観にとらわれず、多様な働き方や価値観に触れることで、将来の進路選択の幅を広げるきっかけを得ることを目的として実施しました。
当日は、
・株式会社サンキ 安藤 健一郎様、川端 浩揮様
・有限会社新知工業 中村 慎佑様、藤井 直柔様
・辻冷機工事有限会社 辻󠄀 利弘様、鈴木 翔大様
・有限会社わしの建設 鷲野 章様
の皆様にご登壇いただきました。
前半では、各企業から事業内容や仕事内容、企業理念、働く魅力などについてご紹介いただきました。地域社会を支える中小企業ならではの役割や、若手社員が活躍できる環境、仕事を通して得られるやりがいなどについて、実際の経験を交えながらお話しいただきました。
後半では、「この仕事の面白さ」「この業界を選んだ理由」「若い頃から変化した価値観」「学歴よりも大切だと思うこと」といったテーマについて、担当教員からの質問に登壇者の皆様がお一人ずつ回答されました。その後は学生からも、「会社の雰囲気」「働く上で大切にしていること」「今後のキャリア形成」などについて率直な質問が寄せられ、登壇者の皆様は自身の経験を踏まえながら、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。オンライン開催でありながら、活発な質疑応答が行われ、終始和やかな雰囲気の中で授業が進められました。
授業後のアンケートでは、
「中小企業は地域社会を支えながら専門的な技術やサービスを提供する重要な役割を担っていることを学びました。仕事は収入を得るためだけでなく、人々の生活や地域の発展に貢献するものだと感じました。大企業だけでなく、中小企業にも多くの魅力や成長の機会があることを知り、進路選択の視野が広がりました。」
「建設業は理系や専門職の世界というイメージを持っていましたが、文系出身者も営業や施工管理、経営企画など幅広い分野で活躍していることを知り、大変印象に残りました。企業の知名度だけではなく、自分自身の可能性にも目を向けていきたいと思いました。」
「社長として活躍されている方々も就職活動では悩みながら進路を選んできたことを知り、自分だけではないと安心しました。『大切なのはどの業界に入るかではなく、その業界で何をするか』という言葉が特に心に残りました。これからは視野を広げ、さまざまな企業や仕事について知る機会を積極的に増やしていきたいと思います。」
など、多くの感想が寄せられました。
今回の授業を通して、学生たちは企業の規模や知名度だけでは見えてこない中小企業の魅力や、地域社会を支える仕事の意義、多様なキャリアのあり方について理解を深めることができました。また、自分自身の価値観や将来の働き方について改めて考える貴重な機会となりました。
ご多忙の中、ご登壇いただきました企業の皆様に心より御礼申し上げます。



