学部ニュース

健康栄養学部

食品開発学外実習Ⅱ ~マレーシアで食文化とハラル産業を学ぶ~

令和8年9月7日(月)から11日(金)まで、健康栄養学部「食品開発学外実習Ⅱ」の一環として、マレーシア クアラルンプールにおいて食品開発に関する海外研修を実施しました。

研修先であるUOW(ウーロンゴン)大学は、ビジネス、コンピューティング、ホスピタリティ、エンジニアリングなど幅広い分野を学ぶことができる国際色豊かな大学です。特にホスピタリティ・観光・調理芸術系学部には充実した実習設備が整備されており、本研修ではその施設を活用して、イスラム教の食習慣に配慮したマレー料理の調理実習を体験しました。また、現地学生との交流を通じて、異文化への理解を深める貴重な機会となりました。

さらに、ハラル認証を取得した食品工場を訪問し、ハラル認証の基準やハラル産業について学ぶとともに、原材料の受入れから製造工程に至るまで厳格なハラル管理が実施されている様子を見学しました。日本食レストラン十割そば「元年堂」では、事前にマレーシアの方に向けたそばメニューの献立作成を行い、各自のメニューについて現地スタッフとディスカッションも行うなど、実践的な商品企画・メニュー開発について理解を深めました。

また、多民族国家であるマレーシアの中華系およびマレー系市場を視察し、日本とは異なる食材や食文化、活気ある流通の現場に触れました。

3泊5日の研修を通じて、学生たちは多民族・多宗教国家であるマレーシアにおいて、それぞれの宗教や文化に基づく生活習慣や食習慣が共存し、相互理解と尊重のもとで社会や経済が成り立っていることを実感しました。また、イスラム教に由来する食文化やハラル認証制度への理解を深めるとともに、日本の食品を海外市場へ展開するうえでハラル対応が重要な要素であることを学びました。

今回の研修は、食品開発を学ぶ学生にとって、国際的な視点から食文化や食品産業を理解し、将来の食品開発や商品企画を考える上で大変有意義な学びの機会となりました。

UOW大学での講和の様子
教員からのアドバイスで実習をしている様子
学生同士の交流
調理実習で作成したマレー料理
ハラル認証取得の離乳食工場での見学
元年堂でのディスカッション
マレー系市場での野菜
  • デジタルパンフレット
  • 資料請求