ともいき教養教育科目「地域社会と共生C(旧:ボランティア活動)」(担当:牧野暁世准教授)の授業の一環として、2月11日から14日までの3泊4日の日程で鹿児島県与論島にて実習を行い、2~4年生14名が参加しました。本学における本取り組みは2023年度より開始し、今年で3回目の実施となります。
本授業では、海洋ごみ問題を主なテーマとし、ボランティア活動を理論と実践の両面から学びます。あわせて地域の魅力や課題について理解を深め、本学の教育理念である「共生」について考えることを目的としています。
現地では、与論島の市民団体「海謝美(うんじゃみ)」と連携した海洋ごみの清掃活動をはじめ、自治体と協働した植栽ボランティア、鹿児島県立与論高等学校の生徒との意見交換会など、多様な活動を実施しました。意見交換会では、地域の将来や価値観について世代を越えて語り合い、相互理解を深める機会となりました。
今年度は、BSCウォータースポーツセンター主催の社会貢献プロジェクト「ミライキフ」の支援対象として本活動が選出されました。同センターが実施する「びわ湖自然体験学習」参加者の投票により決定した53,270円の寄付金を受け、本学はその全額を海謝美へ贈呈いたしました。贈呈式は2月13日、与論島の海岸にて行われました。寄付金は、海洋ごみ清掃活動のPR動画制作費として活用される予定です。
参加学生からは次のような声が寄せられました。
心理学部3年の竹内陸さんは
「実際に海謝美の活動に参加し、漂着物の多くがペットボトルであることを知りました。中には韓国語や英語表記のラベルもあり、海外から流れ着いたごみがあることを実感しました。同時に、日本から出たごみが他国の海岸に漂着している可能性も考えさせられました。まずは自分たちがごみを減らし、環境に配慮した行動を心がけることが大切だと感じました。」と振り返りました。
また、心理学部3年の山﨑大誠さんは
「島の方々が与論島の美しい海を大切に守ろうとする強い思いに心を打たれました。地域の方だけでなく観光客にも活動が広がり、海ごみを拾う文化が根づきつつあることを知りました。この取り組みが日本全国、そして世界へ広がれば、海洋ごみ問題の解決に向けた意識も高まっていくと感じました。」と語りました。
本学は今後も、実践的な学びを通して学生の「生きる力」を育み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
なお、本授業の実施にあたり、与論町役場様、ヨロン島観光協会様、与論町教育委員会様、鹿児島県立与論高等学校様、ボランティア団体 海謝美様、星砂荘様、与論町シーマンズクラブ様、パナウルファーム様、鹿児島大学南九州・南西諸島域イノベーションセンター様をはじめ、多くの皆様にご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。






