2年次の「給食マネジメント実習Ⅱ」の授業では、特定給食施設における大量調理の効率的な給食管理の方法と安全かつ喫食者に喜ばれる食事提供の技術を学びます。
春学期に大量調理実習の基礎を学び、秋学期は各分野のテーマに沿って100食を調理して1食400円で販売する実践編です。販売するまでには、食事計画の立案から献立作成・発注など様々な帳票を作成するなど給食の運営を学びます。
5回目の授業から12月の販売実習に向けての試作を始めました。下処理室では今年の秋学期から導入した酸性電解水を使用して食品を殺菌洗浄し、切り込み作業を行います。調理室では、スチームコンベクションオーブン、回転釜、ブラストチラーなど大量調理で使用する業務用の機材の使用方法も学び、実際に調理します。
試作後に問題点を抽出し、改善した献立を販売していきます。学生達は、様々な条件を考え、喫食者に喜ばれる献立作成、栄養教育媒体づくりに悪戦苦闘しながら管理栄養士業務を日々学んでいます。