専門演習B【広告・コンテンツ】（経営学部成田）では、三越伊勢丹グループである株式会社名古屋三越様（三越栄店、ラシック）との産学連携の取り組みとして、ファンマーケティングに関するプレゼンを11月17日（金）に行いました。
 
本年６月、執行役員の中村友治様以下CRM戦略担当の皆様方から百貨店業態の現状や、テナントビルの抱える課題について詳細なオリエンテーションをいただき、顧客体験の向上によってエンゲージメントを高めるためのファンマーケティングに関する共同研究がスタートしました。
夏休みを挟んで5か月間、3チームに分かれ、それぞれが調査、データ収集、店舗訪問を行ったうえで課題を明確化し、テーマを絞って継続的な研究活動を行いました。プレゼンの中で、研究成果の内容に対するフィードバックでは、流通の現場におけるリアルな状況を踏まえたヒントも多く含まれ、学生にとって大きな刺激となりました。ファンを獲得する上で重要テーマとした三越伊勢丹アプリのUI、UXの改善や、SNSを活用した情報発信に関しては、今後マーケティング施策として具体的に取り組む方向性が示されました。
 
本演習にあたり、実践的研究の貴重な機会を与えてくださった株式会社名古屋三越の皆様方に心より感謝申し上げます。