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スポーツ健康科学部
2023.07.10

鹿山拓真さん(本学OB・元Jリーガー)が来校し、後輩へのメッセージを語りました!

第12講 「トップアスリートのセカンドキャリア」講義の様子
第12講 「トップアスリートのセカンドキャリア」講義の様子

 6月28日(水)のトップアスリート論にてスポーツ健康科学部OBでV・ファーレン長崎、カターレ富山でプレイした鹿山拓真(27)さんにトップアスリートとしてキャリア、引退後のキャリア、そして学生時代の想いについてお話しを伺いました。
 学生時代はプロ選手になるため、「なぜそれをやるのか」を常に考えてサッカー中心の生活を送っていたこと。授業の合間にトレーニングをし、授業がない時間は同じサッカー部の仲間と学内や公園でずっとボールを蹴っていたこと。海外でのプレイも視野に入れ、英語を勉強していたことなどを懐かしい思い出も含めて語ってくれました。
 プロ選手時代は病気に悩まされ思うようにプレイできなかったこと、それが原因で引退を決意するに至ったとのことでした。
 現在は大阪体育大学の大学院に通いながら、マイナビにてアスリートサポートの仕事をしているとこのことです。学生時代はスポーツマネジメントを研究するゼミに所属し、卒業研究ではFC岐阜にて観戦者を対象に調査を行い、心理的、行動的側面についてまとめました。現在は大阪体育大学でスポーツマネジメントを学んでいるとのことです。色々な経験が現在のキャリアに繋がっているのだと感じました。
 1つのことを突き詰めようと努力した学生時代、思うようにプレイできなかったサッカー選手時代、これまでのキャリアを活かしつつ新しいことにチャレンジしている現在、すべてにおいて考え抜き、行動してきたからこそ納得のいく人生が送れているのだと、卒業生の成長を頼もしく感じた講義でもありました。鹿山拓真さんの今後の活躍に期待しています。 

鹿山拓真さん(略歴)
2015年 東海学園大学スポーツ健康科学部入学
     1年次よりトップチームのメンバーとして活躍。
     2年次には愛知選手権優勝、総理大臣杯出場、天皇杯出場、インカレ出場。
     3年次には愛知選手権で優勝し、総理大臣杯ではベスト8。
     4年次には東海リーグで優勝し、ベストイレブンに選出。総理大臣杯、
     インカレ出場。V・ファーレン長崎特別指定選手として2試合に出場し、1得点を挙げる。
2019年 東海学園大学卒業 V・ファーレン長崎入団
2021年 カターレ富山移籍
2022年 引退
2023年 大阪体育大学大学院入学、(株)マイナビ入社

V・ファーレン長崎時代の後輩(V・ファーレンユース)と大学で再会