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心理学部
2023.07.11

卒論中間発表会を開催しました

 7月1日(土)に、恒例となった心理学部卒論中間発表会を開催しました。今年は100名弱の4年生が4教室に分かれ、一人6分の持ち時間で各自の卒業研究の進捗状況を発表しました。
 
 東海学園大学の心理学部には多様な専門領域が配置されています。そのため、卒論生の研究テーマも非常に幅広いものとなります。そして、テーマに応じて、実験、調査、行動観察、さらには文献研究といったさまざまな技法が駆使されています。
 
 

 卒論のプレゼンテーションでは、問題意識や先行研究の結果を紹介するとともに、実証研究では研究方法や分析結果、文献研究では渉猟した文献を元にした考察などをわかりやすく示していくことになります。ほとんどの発表者は所定の時間で上手に発表をまとめており、4年間の学びの中で表現力が格段にアップしていることがはっきりとわかりました。
 

 なお、例年、中間発表会の運営進行は心理学部スチューデントリーダース(PSL:心理学部学生会)を中心とする下級生が担当していましたが、今回は開催日が企業展や補講と重なったため、残念ながら学生による司会進行はできませんでした(教員が運営)。その分、進行は円滑でしたが、次年度はまた学部全体で作り上げる中間発表会に戻したいところです。
 
 最後の閉会式では教員からの講評があり、今後より良い研究に仕上げていくためのさまざまなヒントが示されました。中間発表会を乗り越えた卒論生はこれから論文執筆が佳境に入っていきます。7ヶ月後に行われる卒業研究発表会ではきっと最高の発表ができるでしょう。4年間の学びの集大成を目指して、卒論生も指導教員も気合いを入れ直した中間発表会でした。
 

                                       (心理学部 河野和明・本間洋充)