食品開発に関する知識を修得するために、10月23日（月）の11回目の講義では、春日井製菓株式会社 おかしな実験室 田内菜月先生の講義を聴講しました。
　春日井製菓株式会社の会社紹介、商品の変遷、菓子市場について、商品開発について講義をしていただきました。商品開発に関しては、どんな人が担当しているのか、開発スケジュール、仕事内容、新商品企画のポイントについて詳しく説明がありました。学生へのメッセージでは、誰にどう喜んでもらいたいか想像が必要で、食べ物以外からも開発のヒントはいっぱいあるので、『いろんな経験をして人やモノに関わることで想像力をつけたり、持っている知識（事実）を増やそう』、また、生活者の声がすべてではなく、その奥深くにある本当のニーズをとらえられるようトレーニングし、『日常生活でも「なぜ？」 「どうして？」 と、5回くらい踏み込んで深い考えを持とう』と解説がありました。
　受講生は熱心に聴講し、講義後には数多くの質問がありました。
　尚、食品企画・開発論は健康栄養学部の食品開発に興味がある１年生が受講できる授業です。