学部からの最新情報
スポーツ健康科学部
2015.01.08

スポーツ健康科学部 学部行事『とうがく競技祭2014』開催報告!

 2014年11月20日(木曜日)、天候にも恵まれ、スポーツ健康科学部学部行事『とうがく競技祭2014』を、本学部2年生実行委員の運営により無事開催することができました。

この競技祭はオリンピック教育の実践型教育プログラムの一つとして実施されたもので、参加者が競技祭を通じてオリンピックに関する歴史や文化に触れ、スポーツやオリンピックの価値を身体活動を通じて感じることを目的にしています。
2年生(約70名)は企画・準備・運営を行う実行委員として、1年生(約280名)は競技者として参加しました。総勢300名以上が参加する学部規模でのオリンピック教育の実践的な取り組みは、高等教育機関における日本で初めての試みです。
 

スタディオン走

第1種目は、陸上競技の短距離走の起源とされている「スタディオン走」。参加者のほぼ全員が初めて体験する未知なる競技の「スタディオン走」でしたが、古代におけるフェアプレーの教えを学びながら裸足で走ることの心地よさを感じ、走り終えた後はみんな笑顔になっていました。

古代スタディオン走・スタート風景
古代オリンピックからの学びも重視し、全ての1年生、教職員は、古代ギリシャ人の生活着とされていたキトンを着用して参加しました。

古代スタディオン走

教職員も走りました!

綱引き

2種目目は「綱引き」です。一人ひとりがベストを尽くし、チームの団結を体現しました。

芸術競技・ダンス

3種目目は、芸術的要素を取り入れ、躍動する身体の力強さや生命力を表現した「芸術競技・ダンス」。参加者全員で1つのものを創り上げる喜びを実感しました。

団別リレー

 そして、競技祭は「団別リレー」で締めくくられました。「団別リレー」ではチーム一丸となって競争することの楽しさを味わいました。

閉会式では、優勝チームにオリーブの葉冠が授与されるとともに、フェアプレーが際立ったチームに実行委員特別賞「スマイル賞」が授与されました。

全ての種目において、その競技の発祥や競技特性を実践的体験から学ぶとともに、競技に参加する者、観戦する者、運営を行う者、老若男女を問わず、競技場にいる全ての人がこの空間を楽しむことができました。第1回「とうがく競技祭2014」は、緩やかで心地よい雰囲気が終始漂う素敵な競技祭になりました。