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健康栄養学部
2024.01.05

病理学演習(臨床医学・栄養学演習)で、島根大学医学部附属病院長 椎名浩昭先生の特別講義が行われました

熱心に講義をする椎名教授と真剣に聞き入る学生
熱心に講義をする椎名教授と真剣に聞き入る学生

 健康栄養学部4年生の病理学演習(臨床医学・栄養学演習)においては、管理栄養士の臨床栄養業務に関連する主要な疾病について、グループ学習方式のアクティブラーニングが行われています。糖尿病、高尿酸血症・痛風、心不全、消化器がん、肝硬変、腎障害、脳血管障害など主要な疾患の症例を通して、自ら問題点を発見し解決する能力やディベート、プレゼンテーション力を身につけます。管理栄養士の教育過程では、全国的にも先駆けとなる東海学園大学ならではの能動的な授業内容となっています。
 今回の特別講義は、1月5日(金)に島根大学医学部附属病院長 椎名浩昭先生にお越しいただき、臨床的に重要な「腎臓についてのおはなし」をして頂きました。腎臓の働きから腎不全や透析治療、腎移植を網羅し、さらには手術支援ロボットda Vinciを用いた手術などビデオ画像を交えながら、最先端の内容をわかりやすく丁寧にお話しいただきました。この特別講義には、学長 石川清先生にもお越しいただき、講義後にコメントをいただきました。さらに、学生や参加教職員から「腎移植後の免疫抑制剤」、「献腎の腎機能」、「移植腎の寿命」、「大学病院における病棟管理栄養士」などについて活発な質疑応答が行われ、当大学の教育レベルの高さが伺えました。
 東海学園大学 健康栄養学部では、臨床経験豊かな3名の医師と6名の管理栄養士が、特に臨床栄養教育に力を注いでおり、このように臨床医学、栄養学関連で有名な臨床医、医療関係者による特別講義が各授業で活発に行なわれています。病院や福祉施設に就職を希望する学生にとって、大変励みとなる心強い教育内容となっています。

とうがくの4年生は、土曜日でも全員出席です

特別講師の椎名浩昭教授を中心に石川清学長(左)、寺嶋正治教授(右)