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人文学部
2015.10.13

人文学科の大橋崇行講師がライトノベル批評誌『ライトノベル・フロントライン』(青弓社)を創刊します



作家、批評家としても活動されている本学人文学部人文学科の大橋崇行講師が、滋賀文教短期大学の山中智省講師とともに編者となって、10月17日に、ライトノベル批評誌『ライトノベル・フロントライン』を青弓社から創刊します。
いまや小説の一大ジャンルへと成長したライトノベルを中心に、その周辺領域にある小説、マンガ、アニメーション、映画……といったさまざまなメディアで発信されている作品について、批評や書評、作品紹介、講演録、インタビューなどを掲載し、年2回の刊行を予定しています。
 
創刊号の主な内容は、次のとおりです。
◆第1回ライトノベル・フロントライン大賞
2014年にデビューしたライトノベル作家のデビュー作の中で、もっとも小説として完成度の高い作品は何か!? 1次選考から最終選考までの経過とともに掲載します。
【選考委員】タニグチリウイチ(書評家)、倉本さおり(書評家)、山中智省(ライトノベル研究、滋賀文教短期大学講師)、大橋崇行(作家、批評家、東海学園大学講師)
 
◆【小特集】1980年代の少女小説
氷室冴子、新井素子、久美沙織、田中雅美、正本ノンなど、1980年代に全盛をきわめた少女小説について振り返ります。2015年5月31日に東京大学駒場キャンパスで開催された日本近代文学会春季大会での久美沙織先生による講演の講演録を活字化しているほか、批評や当時の作家紹介などが掲載されています。
 
第2号は2016年春に刊行予定だそうです。
書店で見かけられた際には、ぜひ手にとってご覧下さい。