名古屋市と輪島市を結ぶ遠隔授業が実現しました

「国語科指導法Ⅰ」で石川県輪島市の小学校と遠隔でつなぎ,受講学生(学校教育3年生)が国語の個別指導を手伝いました。(担当:金津琢哉先生)
能登半島地震の影響で道路が割れ,傾いてしまった学校がまだそのままになっています。
複数の小学校が中学校の校舎に間借りしてがんばって勉強しています。卒業生が教諭として赴任しているため,名古屋市と輪島市を結ぶ遠隔授業が実現しました。
伝えたいことをはっきりさせて報告文を書く力をつけるのが目標です。単元名を「地震に立ち向かう輪島っ子」として,災害に立ち向かってたくましく生きぬく姿を大学生に知ってもらうために,小学校3年生が報告文を書いて伝えます。
大学生は小学生と個別に対話し,誰が何をどのようにがんばっているかを聞き出しました。そして,報告文の様式に沿って内容を選択し,組み立てを意識して構成できるよう指導します。
児童は「また同じ人とべんきょうのつづきをしたい。(地震の被害をどのように乗り越えたかという内容の)インタビューをお母さんに言う。さいしょはきんちょうしたけど,と中からすらすらいえるようになった。次,いつやるか教えて!!」などの感想を書いて送ってくれました。