スポーツ健康科学部の学生が大桑村の中学生にコンディショニング教室を行いました‼

令和6年8月9日・8月17日、本学スポーツ健康科学部の学生が長野県大桑村の中学生にコンディショニング教室を行いました。コンディショニングの手法を紹介したのは高崎ゼミに所属する学生5名です。
大桑村さんとは、本学部の卒業生が村役場に勤めることになった約10年前からのお付き合いです。その卒業生さんの「大桑村の皆さんを健康にしたい‼」という思いに応え、本学の教員が毎年体操教室を開催してきました。
今年は初めて中学校のスポーツ選手に対する「コンディショニング教室」を開催‼
大桑中学校と上松中学校でバレーバール、バスケットボールをしている中学生約20名に参加してもらい、怪我を予防するための運動方法を学んでもらいました。
第1回目(8月9日)は、コンディション評価を行いました。
大学の授業で学んだ様々な検査を学生が実践しました。コンディション評価のデータは高崎ゼミのメンバーによって分析され、大桑村の中学生のためのコンディショニングプログラム作成に活かされました。
第2回目(8月17日)は、高崎ゼミで作成した大桑村オリジナルコンディショニングプログラムを実践。
中学生の皆さんは大変熱心に取り組んでくれました‼
鈴木 暁登さん
「大桑村プロジェクトに参加して、大桑村の中学生のコンディション評価や、テニスボールを使ったケア方法などの紹介を高崎先生と一緒に行うことができました。大桑村の中学生の皆さんは、聴く姿勢を持ち、興味を持って参加してくれていたのでとても嬉しく思います。また、生徒だけではなく大桑村の先生たちにも歓迎されていたので、また機会があったら大桑村に教えに行きたいと感じました。」
田中 大治朗さん
「私はトレーナーが居ない環境下で競技をしている子供達に対してコンディショニングを教えてあげたいと考え、大桑村プロジェクトに参加させて頂きました。そこで、まず私が思ったことはまだ中学生である大桑村の子供達の関心が凄いことです。今回は私たちが大学で学んでいることをほぼそのまま中学生に伝えましたので、それを理解することはとても難しかったと思いますが、子供達なりに頭を働かせ、一生懸命身体で再現していました。私は彼らが夢中で講義を受けている姿を見て、今回の内容が将来スポーツを続けていく過程で役立ってくれたら良いなと感じました。」
土井 楽心さん
「今回の大桑村プロジェクトでは、私たちが現在大学で学んでいるコンディション評価方法を、大桑村の中学生に教えることができ、私自身とても貴重な体験ができました。中学生や高校生という若さで、オリンピックに出場している選手も増えてきているスポーツ界ですので、今後大桑村の子供たちの中からも、オリンピックで活躍する選手が現れてくれることを期待しています。その為に、若いうちから自分の身体を自分でコンディショニングする習慣を身につけていって欲しいと思っています。」