学部からの最新情報
心理学部
2024.10.21
2024年度心理学部特別講演を開催しました

10月9日(水)、心理学部恒例となった特別講演会を開催しました。
これは、2023年度に本学心理学部に新設されたデザイン心理学領域に関する専門教育、認知向上、学術交流を目的として実施したものです。今年度は、染色家として国内外でご活躍中の亀﨑昌大先生(鹿児島県 亀﨑染工有限会社 代表取締役)を講師に招き、『心理学からみたデザインの秘密 -染色デザインの実際と心理学によるイノベーション-』という演題で実施しました。
会場には、本学学生のほか一般の方々を含め80名ほどが集まりました。
前半は、亀﨑先生による話題提供が行われました。創業155年を数える老舗に生を受けながらも、自分の生き方を模索した波乱万丈のご経歴から始まり、日本の伝統文化の一つである大漁旗の概要や昨今の社会の変化に伴うニーズの移り変わり、大漁旗ならではの色彩やレイアウトのコツなどを教えていただきました。
後半は、司会者である同学部牧野准教授(鹿児島大学客員教授)との共同開発による風呂敷のお披露目が行われました。約半年間をかけ、この日のためにそれぞれ異なるデザインやサイズの6種類の風呂敷が発表されました。風呂敷を思い思いに持った学生モデルが壇上に上がると、会場の参加者も興味深く見入っていました。
これは、2023年度に本学心理学部に新設されたデザイン心理学領域に関する専門教育、認知向上、学術交流を目的として実施したものです。今年度は、染色家として国内外でご活躍中の亀﨑昌大先生(鹿児島県 亀﨑染工有限会社 代表取締役)を講師に招き、『心理学からみたデザインの秘密 -染色デザインの実際と心理学によるイノベーション-』という演題で実施しました。
会場には、本学学生のほか一般の方々を含め80名ほどが集まりました。
前半は、亀﨑先生による話題提供が行われました。創業155年を数える老舗に生を受けながらも、自分の生き方を模索した波乱万丈のご経歴から始まり、日本の伝統文化の一つである大漁旗の概要や昨今の社会の変化に伴うニーズの移り変わり、大漁旗ならではの色彩やレイアウトのコツなどを教えていただきました。
後半は、司会者である同学部牧野准教授(鹿児島大学客員教授)との共同開発による風呂敷のお披露目が行われました。約半年間をかけ、この日のためにそれぞれ異なるデザインやサイズの6種類の風呂敷が発表されました。風呂敷を思い思いに持った学生モデルが壇上に上がると、会場の参加者も興味深く見入っていました。
最後に、司会者による質問と、ウェブアンケートを用いた参加者からの感想や質問に対する応答が行われました。
司会者からの「心理学とデザインによるイノベーションを創出するために、実務家と研究者はどのように連携すべきか」という質問に対しては、新商品開発のためには心理学や染色家だけでなく、商品に関わる様々な専門家との連携が必要であることが説明されました。また、参加者からは時間内に収まりきらないほどのたくさんのメッセージが寄せられ、盛会のうちに幕を閉じることができました。
なお、本企画は心理学部の教員のみならず9名の有志の学生スタッフにより円滑に実施することができました。
ご協力いただいた、浅井一冴さん、伊藤楓菜さん、岡本帆夏さん、窪田誠也さん、小濱隼士さん、近藤瑠美香さん、鈴木若水さん、林優花さん、村上雅弥さん(順不同)おつかれさまでした。
牧野暁世(デザイン心理学)