農業体験ボランティア-その3-「朝日村 ほしの竜一マンガ教室」
色づく木々の波は、山々を覆い「東山魁夷画伯の日本画『秋翳』」の趣。
冷水流の川沿いにさざめく薄(すすき)は、大地の産毛のようにきらめいています。
見上げてみれば、夜空には3D化した満天の星たち。ぼくたちは、何処まで可能性の星を追えるのだろうか。晩秋の朝日村、この一年の最後の学外・野外授業。
11月22日(土曜日)
お世話になった朝日村の方々のために、せめてもの恩返し。
今回は東海学園大学主催で、地元の親子向けに「だれでも描けるマンガ教室」を開きました。講師は、マンガコース担当のほしの竜一。
この日のために考えた授業は「かわいいキャラの基本形を描こう!」それが出来れば、「ほら、この通り。今、大流行の『妖怪ウォッチ』のジバニャンだって、コマさんだって、お手のものさ!」という授業です。
正規のキャラを描く講義もしたけれど、地元の小学生のお友達には、かわいいキャラ描きが好評でした。
いや、お手伝いの教育学部の学生や、地元のお母さんたちも、みんなジバニャン描きに夢中でした。「妖怪ウォッチ」キャラの可愛らしさは偉大です。(実はマンガの基本に忠実なキャラなんです。)
朝日村マンガ教室・開講
11月23日(日曜日)
残念ながら農作業は、もう終了の季節。そこで、山辺ワイナリー見学へと変更。
ワイン作りに町をあげて取り組む山辺。美味しいワインに賭ける人々の情熱が試飲のワインとともに心に沁みいりました。
今年も長野の自然、山々や土や草木、美味しさに癒され朝日村や塩尻の人たちの心づくしのおかげで笑顔になれた学外・野外授業でした。皆さん、ありがとうございました。
そして、参加してくれた教育学部、居崎時江先生のゼミ生たち、小島雅生先生のゼミ生たち、人文学部心理学科、谷伊織先生のゼミ生たち、人文学科のほしの竜 一のゼミ生たち。そして、他ゼミの有志の人たち、みんなのおかげで得るものの多い授業となりました。皆さんに感謝します。
あとは、大学祭の野菜販売で得た収穫やお米で、ごくろうさま鍋パーティーを開きましょう!