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人文学部
2015.11.20

三鷹の森ジブリ美術館・事務局長の西岡純一氏の講演が行われました!

三鷹の森ジブリ美術館・事務局長の西岡純一氏
三鷹の森ジブリ美術館・事務局長の西岡純一氏

講演テーマ「アニメ業界の現在―スタジオジブリの残したもの―」

スタジオジブリや宮崎駿監督の今後に関しての貴重な話も伺えました。

アニメ界のトップを走り続けたスタジオジブリの話を真剣な眼差しで聞く学生たち。

11月12日、人文学部の学部行事として恒例の講演会が行われました。講師は三鷹の森ジブリ美術館・事務局長の西岡純一氏、演題は「アニメ業界の現在~スタジオジブリが残したもの~」でした。
 
まず、日本のアニメの市場規模や、最近の劇場興行の現場などについてお話をされました。また、アニメ業界の現状とともに、海外における日本のアニメの人気にも目を向ける必要があること、ジブリ作品も海外で放送するときには一部の内容・演出を変更したことなど、解説されました。テレビや映画のアニメ制作の裏側や、彼我の文化の違いが作品にもたらす影響などを知ることができました。
 
そして、スタジオジブリがアニメ業界に残したものとして、制作委員会方式、報道の利用、作家性の重視などについて説明され、今後のアニメ業界とスタジオジブリの現在について触れられました。
 
たいへん貴重なお話を聞かせていただき、とても有意義な学部行事となりました。