2025年度 東海学園大学 動物実験教育訓練(講習会)が開催されました
藤田医科大学 長尾先生の講義です
9月10日(水)、動物実験教育訓練(講習会)を実施しました。東海学園大学 動物実験委員会では、毎年、動物実験教育訓練(講習会)を開催してます。これは動物実験に関わる学内研究者や学生に「動物実験に関する法令や基本的知識」を講義し、その内容を周知徹底するものです。今年度は、藤田医科大学 病態モデル先端医学研究センター長 長尾静子先生を講師としてお招きし、「動物実験講習会2025〜動物実験は如何にあるべきか?」というテーマでお話をして頂きました。
動物実験を行うにあたっては、常に3R(Reduction(使用数の減少)、 Replacement (代替法の活用)、Refinement(動物の苦痛軽減))を念頭におき、動物愛護、ヒトと動物の共生を保ちながら実験動物の適正な飼養保管、適正な動物実験を実施する義務を確認しました。また、栄養学分野における有効な動物実験として、糖尿病や脂質代謝異常症、ビタミン代謝、さらにカロリー制限や断食の、生存期間や健康に及ぼす影響などをお話ししていただきました。
健康栄養学部では、栄養学・医学に関する動物実験を小規模ながら実施しており、実験実施中または計画中の教職員10名、学生19名が積極的に講習会に参加し熱心に聞き入っていました。今年度も昨年度に引き続き、石川清学長にご参加いただき、質疑応答を含め大変熱気のある講習会となりました。
熱心に聴講する教職員、学生
講義終了後、長尾先生(中央)と共に(右:石川学長、左:寺嶋動物実験委員会委員長)
動物実験講習会2025資料(一部)