1年生対象の基礎演習II特別講演 第1弾 東名古屋病院 小野田慎平先生の講演を行いました

大講義室での講演風景
10/29(水)、東名古屋病院で管理栄養士主任として勤務する小野田慎平先生に講演していただきました。
小野田先生は、2015年に卒業され、初めは国立病院機構名古屋病院、そして現在は東名古屋病院で勤務されています。今回は、病院管理栄養士の業務内容として、献立作成、食材発注・検収、在庫管理、調理業務を丁寧に解説し、提供する食事サービスとして、季節の献立、選択食、串刺し食などを写真で説明していただきました。また衛生管理やリスク管理、アレルギー食対応などについてもお話ししていただきました。さらに、病院ならではのお話としては、医療保険制度における「診療報酬」があり、入院時の食事から、経腸栄養管理加算、栄養サポートチーム加算など多くの診療報酬についても説明していただきました。最後に「病院管理栄養士のやりがい」や「求められるスキル」「大学生でやっておくこと」「やらなくても大丈夫なこと」など、先輩として後輩へのアドバイスを頂き、みんな熱心に聞き入っていました。
この1年生対象の基礎演習IIでは、多様な職域で活躍する卒業生に講演をしてもらい、将来の進路に役立ててもらっています。
①臨床栄養分野、②ドラッグストア分野、③食品開発分野、④スポーツ栄養分野、⑤公務員、食育分野で活躍する卒業生にお越しいただき、業務内容から、管理栄養士としての立場、やりがい、必要とされるスキル、学生時代の思い出や勉強方法、試験対策など多岐に渡り、お話ししていただく予定です。
東海学園大学健康栄養学部では、1年生から、丁寧で分かりやすい授業や実習、国家試験対策、さらには本日の講演のように、将来を見据えた内容の授業を展開しており、学生の皆様から大変な好評を博しています。
丁寧に講演する小野田先生
熱心に聴講する学生
