10月19日（月），学生が愛知県安城市のカルチャー・スポーツセンターぷらざ三河安城の「集客率向上」をテーマに，ビジネスモデルの再構築を目指して問題解決型の総合演習に取り組みました．
今回は，現状のビジネスモデルを整理することを目的に，施設の見学・調査と経営者へのヒアリングを実施しました．ビジネスモデルのヒアリングでは，顧客セグメントごとのグループ（子供向け，主婦・成人女性向け，高齢者向けの3グループ）に別れ，ターゲットや提供しているサービスなどの明確化と収入モデルの整理，経営資源やビジネスパートナーなどの明確化と支出モデルの整理を行いました．飯塚社長と石井指導員から助言を受けながら作業を進め，カルチャー・スポーツセンターの経営に対する知見を深めました．
学生は，一つのビジネスモデルを整理する経験を通して，誰に対して価値を提供して収入を得ているのか，お金がどこに投資されているのか，など収益やコストの構造とその流れを理解することができました． また，経営者の方とコミュニケーションを取る中で，自分の意見の「確からしさ」を仮説・検証を繰り返しながら内在化し，ビジネスリーダーとしての資質を高めることができたと考えます．