本年度，最後となる第5回目経営者講演会を1月8日（金）に開催いたしました．
安城市で不動産業，建設業を営んでおられる株式会社ビレッジ開発 取締役の下村太一郎氏をお招きし，不動産業について勉強しました．下村様は，宅地建物取引士や中小企業診断士として活躍されており，これらの資格を活用して，これまでに多くの事業用不動産について，企業経営者の支援をされてきました．今回は，その中から「フットサルスタジアム新設」や「自動車部品製造業移設」などの取り組みについて学びました．これらの事例から，専門知識を有する多くの資格者が協力して，事業を成功に導いていることが分かりました．
下村様は，学生に対して，大学にいる間に資格を取得するように薦められ，自分の将来をしっかりと見据えることの大切さを教えていただきました．また，マネジメントの父と呼ばれるピーター・F・ドラッカーの「何をもって憶えられたいか」という問いを学生に投げかけ，常に目標を持って人生を歩むことの大切さも教えていただきました．
学生は，「音楽やスポーツで憶えられたい」，「海外の輸入品を扱う商売で憶えられたい」など現時点での目標を掲げました．下村様の講演会を機会に，常にこれを問いながら，与えられた人生のミッションを見つけ，喜びにあふれた歩みができることを期待しています．