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教育学部
2016.03.09

名古屋ウィメンズマラソンのランナーのために 

3月13日に開催する名古屋ウィメンズマラソンは、女性だけが参加するマラソン大会としては世界一の規模(2万人参加)として、毎年ギネスの記録を更新し続けています。これだけ多くの女性ランナーが42.195キロの完走をめざし、早春の名古屋の街を駆け抜ける様子は圧巻ですが、途中で体調変化に遭遇する人も少なくありません。

そこで養護教諭専攻の学生たちが、過去2回のウィメンズマラソン救護ボランティアの経験をもとに、『マラソンコース22.5キロ以降の救護所隣接・仮設トイレに生理用品(ナプキン)を設置し、急な体調変化のあったランナーをサポートしてはどうか』という提案をしたところ、実行委員会・医療部会で承認され、今年の大会から実施する運びとなりました。
 

生理用品を収納する箱も、学生たちが牛乳パックを利用して手作りしました。海外からも多くの選手が参加するため、ラベルも日本語・英語・中国語の3ヶ国語が記載されており、側面には東海学園大学の20周年記念のロゴマークも入っています。養護教諭ならではの視点から出された女性ランナー・サポートアイテムは、今後他の大会でも普及するかも知れません。