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経営学部
2016.05.30

茶摘み農業体験


八十八夜を過ぎた5月14日(土),東海学園大学経営学部に入学した新1年生が,抹茶で全国的に有名な愛知県西尾市で茶摘みを体験しました.学生の受け入れにご協力頂いたのは有限会社不老園様です.
西尾市は,抹茶の原料となる碾茶(てん茶)の栽培が京都に次ぐ全国で第2位の産地で,抹茶加工メーカーが生産の拠点を置く抹茶の町です.現在,抹茶は飲用だけでなく,お菓子やケーキなどの加工用の原料として広く用いられています.
食品業界は,抹茶加工メーカーだけでなく,農家の原料栽培にも「食の安全・安心」が求められ,厳しい管理のもとで碾茶栽培とその後の荒茶(石臼で挽く前の原料)加工が行われています.また,農業は六次産業化の流れを受け,有力なビジネスの一角を占めてきています.農業の道へ進む若者も現れ,国も補助金を出して積極的に支援するなど,日本の将来を支える大きなビジネスに成長すると考えます.
今回は,茶摘み後に農作業の環境や,作業者のモチベーションについて学生と意見交換することができました.この体験を大学での学びに活かし,経営学の知識を深めてもらいたいと思います.

茶摘みの方法を教わる学生

茶摘みをする学生