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人文学部
2017.06.09

朝日村、塩尻市の農業体験ボランティア活動

いざ、「手作り味噌」試食パーティのはじまりです。
いざ、「手作り味噌」試食パーティのはじまりです。

農業体験ボランティアの収穫大豆の「手作り味噌」

1年3ヶ月の熟成味噌

上辺の変色部分を取り除いた、黄金色の味噌

2015年の農業体験ボランティア活動は、6月に大豆の豆まき。8月、大豆やジャガイモ、トマトの収穫。
10月は井筒ワインになるブドウの収穫(今年のブドウは来年のワインになる。)
2016年2月には収穫した大豆を元に味噌の手作りを体験しました。
 
味噌は醗酵が命。半年くらいの醗酵で食べられなくも無いけれど、昔ながらの手作り味噌は、1年以上じっくりと熟成させたほうがおいしいとの事。
 
そして、2017年5月25日(木)。ついに、手作り味噌の試食会を開催!
 
教育学部の小島雅生先生、人文学部心理学科の谷伊織先生、人文学部人文学科のほしの竜一先生の研究室の本棚の下、棚の中のダンボール箱の中で静かに熟成した味噌のお披露目されるときが来たのです。
ダンボールの箱を開け、ビニール袋の衣装を脱ぐと、醗酵のにおいが充満。手作り味噌にカビはつきものとのこと、カビで変色した部分をこそぎとると甘く芳ばしい味噌の香りです。
 
ゼミ生を招待しての味噌鍋パーティと、生野菜に味噌をつけての丸かじり。きしめん、うどんの味噌煮込み。
 
3つのダンボール箱に分けられた味噌たちは、醗酵場所が異なると味も風味もそれぞれの味わい。
環境が熟成、育成に重要なファクターであることは大学教育にも言えることだと「手作り」と「熟成」の意味を考えながら、おいしい手作り味噌の試食パーティを終えたのでした。
この後、ダンボール3箱に残った味噌は、ゼミ生や3人の先生が家に持ち帰り、自宅やご近所さん、知り合いの方々におすそ分けして・・・好評であった・・
と聞いています。
 
 

味噌なべ。(意外と)美味しい!と好評