大学研究＆学問発見のための国公私立大 合同ガイダンス「夢ナビライブ」が7月22日（火曜日）にポートメッセなごやで行われました。東海学園大学からは人文学部人文学科加藤教授が「学問の講義ライブ」コーナーで講義を行いました。
加藤教授から当日の様子、講義の内容等についての報告です。

夢をナビゲートする

夢ナビライブとは、大勢の高校生が参加する進学の催しで、全国から多くの大学が参加した。東海学園大学では、私が模擬授業を行うことになった。テーマは「ヒット曲に学ぶ詩の技術」。日頃から行っている講義の一部である。

120用意されていたイスが満席になり、立ち見がでるほどの盛況ぶりであった。つね日頃、耳にしているヒット曲の詞が、現代人の精神に及ぼす影響は多大なものがある。今回はサザンオールスターズの曲を分析することによって、詩の書き方を具体的に示したが、こうした講義の真の狙いは、文化の受け手から創造者になるプロセスを示すことにある。

小説や詩、映画、テレビ、マンガ、ゲームなども、受け手から創造者になる方法を模索するのが大学というところなのだ。

8月24日（日曜日）に、東海学園大学名古屋キャンパスで開かれるオープンキャンパスでは、「アナと雪の女王」のテーマソングの詩を取り上げる予定である。

（文責：加藤孝男）