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教育学部
2018.09.26

学校教育専攻 金津ゼミの様子


基礎演習Ⅳ(学校教育専攻・初等教育コース)は、主に2年生を対象に8名の教員がそれぞれの専門性を生かして調査・研究の基礎を体験的に学べるように指導します。同時に、基礎演習Ⅲ・Ⅳを通じてホームゼミ(約8人・年間4回)を設け、継続的な学生支援を実現しています。

金津ゼミでは、久しぶりの再会となった9月18日に夏季休業をどのように充実させたかを交流し合いました。

最も注目を集めたのは、福元和之さんの活躍ぶりです。福元さんは、軟式野球社会人チームに所属する投手兼内野手です。今年の7月にはその活躍が認められ、SWBC JAPAN(クラブ軟式野球日本代表)の関西のB(強化指定)チームのメンバーに選ばれています。また、特に夏休み期間中は卒業した高校野球部のボランティアコーチとして早朝から夕方まで、酷暑の中の猛練習をサポートしたそうです。大学の授業と卒業した高校野球部コーチ、社会人野球、さらに日本代表を目指しての練習や試合の掛け持ちという信じられないほど充実した時間を燃焼させている表情は、気負いなく淡々としているように見えました。現在は12月に開かれる強化試合に向けて練習に取り組んでいるということでした。

福元さんの他にも、体育会系サークル活動で週5,6日の練習を続けた学生は、同級生数人とスケジュールを調整して長野県での1泊2日の宿泊旅行に行ってきたそうです。予算が限られているので、車に乗り合わせて慎重に移動し、会計や食事、掃除などを分担して、思い出に残る旅行にできたと語っていました。

また、小学校から高校まで吹奏楽部で打楽器奏者として活躍した学生は、ボランティアとして小学校の吹奏楽部の指導を手伝った経験を語りました。彼は、春学期中から、大学の授業とボランティア指導を両立させていました。夏休み期間中は、週に4日も長時間の指導補助として練習を手伝い続けたそうです。ボランティアとして参加していた小学校の吹奏楽部が、見事に優秀な成績を残せたと嬉しそうに話す表情が印象的でした。

この他にも、アルバイトや自動車の免許取得に熱心に取り組んだ体験もあり、互いの活躍ぶりを目にして秋学期への意欲が高まった様子でした。