2年生が、臨地実習に備えて感染症抗体検査、血液・生化学検査を受けました。
沈着冷静、粛々と採血検査を受けます。
2月8日(金)、健康栄養学部2年生が、感染症抗体検査、血液・生化学検査を受けました。健康栄養学部では、3年次に医療機関、福祉施設、学校、事業所、保健所などの実習施設で管理栄養士になるための校外・臨地実習を行います。最近は、医療機関や高齢者福祉施設、学校などの実習で、実習生自らが感染症に罹患したり、また患者様に伝染させたりすることもあり、実習施設から感染症抗体検査(麻疹、風疹、水痘、ムンプス、B、C型肝炎)を求められることが多くなってきています。
東海学園大学は、こうした実習施設のニーズに確実に応えるため、さらには学生自身が、「自分自身の健康状態を知り」、「健康状態に気を配る」事の大切さを知ってもらおうと、2010年より学生全員に感染症抗体検査、血液・生化学検査を実施しています(病院ですると1万数千円する検査費用は無料!!)。
採血検査後は、二人のベテラン医師が検査結果および学生の健康状態を綿密にチェックし、ワクチン接種や健康上の指導を丁寧に行います。感染症抗体検査や健康診断について、フォローを含めて完璧に実施できているのは、東海地方では東海学園大学のみであり、「臨床栄養学」、「臨地実習」に大変力を注いでいることがわかります。このため3年次には、安心して臨地実習を行うことができ、さらには自分の抗体価も把握することで、突然流行する病気を未然に予防し、健康増進を図ることもできます。
検査の実施や健康指導には大変な労力が必要ですが、東海学園大学では管理栄養士養成における最も重要な事柄と考え、毎年実施しています。
問診票に記入し、少し緊張しながら採血です。
時間内に全員採血検査を終了しました。