「臨床医薬概論」の特別講義が行なわれました
長井教授の講義風景です。土曜日でも全員ちゃんと出席します。
令和元年7月6日(土)、展開科目である「臨床医薬概論」の特別講義が行なわれました。臨床医薬概論(管理栄養学科3年次)においては、医療機関や福祉施設で勤務する管理栄養士に必須である「疾病と薬物治療」、「各種診断・治療法」、「臨床検査医学」の講義が行われます。医学や医療の進歩により、『疾病の成り立ち』や『臨床栄養学』分野では、更に高度な知識を求められるようになってきました。特に最近の管理栄養士国家試験には、薬物治療についての問題や、疾病の診断・検査・治療についての問題が、数多く出題されるようになりました。
今年も、島根大学医学部 臨床検査医学教授 長井篤先生に、「臨床検査医学の基礎」について講義をしていただきました。臨床検査の基本にはじまり、感染症の急性期における臨床検査結果やアルブミン低下の病態、NSTでの管理栄養士の役割などを詳細に講義していただきました。また、即時に集計が可能なレスポンスカードという簡易端末を使って、「出雲大社」に関するアンケートや問題を解答して、双方向参加型授業を体験しました。
健康栄養学部 管理栄養学科では、将来、医療機関で活躍する管理栄養士のために『臨床栄養教育』に力を注いでおり、医師や各分野の管理栄養士による特別講義が授業の一環として活発に行なわれています。このような取り組みは、学生のモチベーションを大いに高め、国家試験合格率100%(2017・18年度実績)ならびに就職率100%(2017・18年度実績) につながっていきます!!
診断、治療に関する検査のタイミングについての講義です。
長井教授と臨床医薬概論担当の寺嶋教授。講義も終わって、学生は緊張から解放された様子で、笑顔も見られます。