村主ゼミ3年生は春学期のゼミ共同作業で「私の街の本屋さん」というZINE（小型の小冊子）のと本屋さん・図書館マップの作成を手がけました。その内容は通学圏内の多くの「個性的な独立系」本屋について取材したものでした。


共同制作「私の街の本屋さん」

その成果を踏まえ、9月5日～6日のゼミ合宿では「独立系書店」のメッカともいえる京都を探訪しました。まずは「恵文社一乗寺店」。そこではチェーン店では得難い魅力に圧倒されました。また、この恵文社では東海学園大学人文学部客員教授の諏訪哲史先生の作品の初版本（サイン有、絶版）が、鍵つきのガラスケース内に展示されているのを目の当たりにし感動とともに、諏訪先生の授業を受けられる幸運を実感しました。

　
恵文社一乗寺店にて

そのほか京都市内のマヤルカ書店、メリーゴーランド他、さまざまな「街の本屋さん」をめぐりました。それは出版不況と言われる時代において如何に「本を売るのか」ということについて考える機会となりました。また、残暑厳しい中でしたが、街歩きで古都を堪能しました。


京都市内散策にて