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健康栄養学部
2019.10.05

健康栄養プラザ 本コース講座 第四回「腰痛、関節痛について」が開催されました。

講演中の鈴木伸幸先生。スウェーデンでの留学中の話から、歯の健康の話まで広範囲に渡ってお話して頂けました。
講演中の鈴木伸幸先生。スウェーデンでの留学中の話から、歯の健康の話まで広範囲に渡ってお話して頂けました。


10月5日(土)、令和元年度 健康栄養プラザ 本コースが開催されました。

第四回は、“腰痛、関節痛について”と題して、26名の受講者の方にお越し頂き、講義と調理実習を行いました。今回講師を務めるのは、名古屋市立大学整形外科 助教の鈴木伸幸先生と、スウェーデン料理教室 Potatisの鈴木真由美先生です。

はじめに、鈴木伸幸先生より、“腰痛 -圧迫骨折と骨粗鬆症を中心に北欧食卓から学ぶこと-”の講義がありました。腰痛は国民病ともされ、腰痛を有するうち約85%は原因が特定しきれない腰痛であるそうです。原因が特定できる腰痛のうち圧迫骨折があり、その骨折により連鎖的に違う箇所で骨折がおきてしまうことや、その後の人生に大きな影響が出てしまう可能性があること、また、骨密度が低くなくても骨が折れてしまう新型骨粗鬆症について学ぶことができました。骨密度を上げることや、骨質の悪化を防ぐための知識も学びました。また最近は日焼け止めを塗り過ぎによるビタミンD不足も大きな問題だそうです。今回御紹介いただいたスウェーデンでは、朝ごはんからカルシウムを摂ることはもちろんのこと、骨質改善に必要な栄養素も摂取されており日頃から心がけることの大切さを改めて感じることができました。

講義終了後、“楽しく、美味しいスウェーデン料理”をテーマに、鈴木真由美先生の調理実習が始まりました。今回の献立は①『Köttbullar med Pressgurka』スウェーデンミートボールとキュウリの酢漬け ②『Enkel Bärsås』簡単ベリーソースとヨーグルトゼリー でした。

調理実習の前に鈴木先生に調理のポイントを解説して頂き、その後、ボランティア学生の紹介を行ってから、各班1名ずつ、配置しました。
受講生の方々と楽しく、和気あいあいと調理実習を行うことができました。割と簡単にできるスウェーデン料理で、これなら自宅に帰っても実践できそうでした。

どちらの鈴木先生もお話が上手で、受講生も色々積極的に質問等をされていたのが、印象的でした。学生ボランティアも授業では学べないところまで学べて、普段の勉強の参考になったと思います!!

鈴木真由美先生。スウェーデンに滞在していた時の経験を生かした家庭料理を教えていただきました。

受講生の皆さんと学生ボランティア。いつも手際よく作ってくださっています!

とても作りやすく、味もそれぞれの個性が一緒に食べると調和が取れた、そんな感じの料理でした。大変美味しかったです。