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健康栄養学部
2020.11.12

給食マネジメント実習Ⅱ ~第12回実習~

糖尿病と食事療法をテーマとした栄養教育の場面
糖尿病と食事療法をテーマとした栄養教育の場面

令和2年11月12日(木)に、2年生Bクラスの給食マネジメント実習Ⅱを実施しました。

今回は、病院給食をテーマに大量調理の実習を行いました。1日の指示量が1800kcal(1食 600kcal)の糖尿病食を基準の特別治療食として献立作成を行いました。献立作成においては、栄養バランスだけでなく食物繊維を豊富に含む食材を積極的に取り入れました。1食で野菜は207g(1日の目標量の60%)を使用し、食物繊維量は9.7g(1日の目標量の54%)でした。今回は、新型コロナウィルス感染防止のために給食マネジメント実習は、全て弁当形式で盛り付けを行いました。献立は、枝豆ごはん、鯵と野菜のグリル焼き、大根おろし添え、ほうれん草の白和え、かにかまの酢の物、果物でした。

今回は、野菜の食材の種類が多いためスチームコンベクションオーブンの使用回数が多くなりましたが、学生達は短時間の中でも段取り良くスチームコンベクションオーブンを活用してスムーズに調理実習に対応することが出来ました。そのため、目標の調理完成時間よりも早く調理が完了するなど、学生達のチームワークの良さと大量調理に対して積極的に学ぶ姿勢の効果を感じる実習でした。

今回の栄養教育は、「糖尿病と食事療法について」をテーマに様々な媒体を作成して発表を行い、質問にも的確に答えるなど頼もしい成長が感じられました。

東海学園大学では、新型コロナウィルス感染症に最大限の配慮をしながらも積極的に実習や実験を進め、トップレベルの管理栄養士を輩出し続けることが出来るよう、教職員一同たゆまぬ努力をしております。

 

使用した食材の栄養メモの説明風景

下処理室での風景

提供食の献立表

提供した食事