学部からの最新情報
スポーツ健康科学部
2015.06.11

外部講師による特別講演がありました


6月8日(月)、主に3年生が受講する「健康トレーナー演習Ⅳ」にて、株式会社コパン(コパンスポーツクラブ)取締役の竹谷至朗氏の特別講演がありました。コパンスポーツクラブは、東海地方を中心に41店舗を展開する地域密着型のスポーツクラブで、現在、急成長しています。
 
はじめに竹谷氏から、コパンスポーツクラブの理念やこだわり、コパンスポーツクラブが展開している様々な事業(成人スポーツクラブに加えて子供スクールやデイサービス、エステサロン、カルチャースクールなど)についてと売り上げの推移が説明されました。また、会社を持続させるための利益やそのためのイノベーションの必要性、社員としては「好き」や「得意」を「強み」に変えていく姿勢の重要性などが話されました。
 
続いて、担当教員の星川との対談において、体育系大学を卒業してからの竹谷氏のキャリアやそのなかで資格が果たしてきた役割、店長を任されたことで経営の視点を持ったことなどが話されました。また、同じように見える各スポーツクラブが異なったコンセプトや戦略で展開されていること、現在スポーツクラブに参加している人の割合は3%しかなく、いかにしてより多くの人々に運動を促すかを考えることが業界発展には必要であること、そのためには学生のような若い世代の新しい視点が重要になることを話されました。これらの話は、学生にとっては大いな刺激になるとともに、スポーツクラブの職務についてより深く知ることができたようでした。
 
「健康トレーナー演習」は、スポーツ健康科学部の健康トレーナーコースの学生を対象に、健康運動実践指導者や健康運動指導士の資格対策や、職業理解を深めることを目的とした演習科目です。実際にスポーツクラブを経営する講師の話を聞くことで、学生はサービス業としての運動指導、各スポーツクラブのビジネスモデルの違いや、資格の重要性をより深く学ぶことができました。