学外実習で名古屋港に行きました

参加者(一部)による集合写真
恐るべきイルカの跳躍力
7月31日(土)、名古屋港ガーデン埠頭での見学会を開催しました。メインは名古屋港水族館ですが、その他に南極観測船ふじ、名古屋港ポートビル展望室、名古屋海洋博物館を自由に見学しました。昨年も同じ企画を立てたのですがコロナ禍の影響で直前に中止となり、1年越しの仕切り直しでした。そのときの“まぼろしの参加者”を含め1年生から4年生まで総勢51名の学生が参加し、大盛況となりました。
はじめに、ポートビル会議室にて河野先生による「動物心理学からみた水族館の楽しみ方」と題したミニ講義を受けました。ここでは、動物の進化と学習の基礎過程という視点から、心理学的に水族館を楽しむコツを伝授してもらいました。その後は4施設を各々自由見学しました。個人的に初めて入った海洋博物館が、世界の船の歴史や名古屋港での貨物荷揚げの様子などがわかりやすく展示されていて楽しめました。南極観測船ふじも、リアルなロウ人形の表情や吊りベッド裏に書かれた落書きが、長い観測行程の厳しさや隊員たちのたくましさを伝えていました。水族館では、イルカ、シャチ、ウミガメ、ペンギン…と、それぞれお気に入りの動物に熱い視線を送っていました。個人的にはクエが素敵でした。最後にメインプールでイルカパフォーマンスを鑑賞後、記念撮影して解散となりました。
外は猛烈な暑さでしたが建物の中は快適で、半日の充実した見学会となりました。学生の皆さんは、水族館と心理学との意外な接点に気づくことができ、とてもよい学習の機会になったことと思います。