基礎演習Ⅱでは、毎年、1年生に対する導入教育のひとつとして、各分野の現場で活躍する管理栄養士による講演会を行っています。今回は、スポーツ栄養分野から株式会社トゥエンティーフォーセブンの榊原敦先生、食品分野からは中日本フード株式会社の松野平加奈先生のお話を聞きました。お二人とも、本学管理栄養学科の卒業生です。

榊原先生の講演では、パーソナルトレーニングや公認スポーツ栄養士についての話がありました。後半は、学生がダンベルを用いての胸筋の付け方や、ベンチプレス上に仰向けになり、下腿の上下運動での腹筋の鍛え方を指導して頂きました。

松野平先生からは、ニッポンハムグループのフードアドバイザーのお話がありました。市場調査、試作、資料作成、プレゼンテーションの一連の流れについてや、コロナ禍により料理教室を実施できなくなったためホームページ向けメニューの提案に変更した話、大学コラボ弁当、商品開発についてなど、様々なお話をお聞きすることができ、学生は熱心にメモを取っていました。

スポーツ栄養の分野や食品開発分野への就職希望の学生も多く、興味深く聴講しました。就職活動のポイントとして「自分と向き合う良い機会」との先輩のお話に目を輝かせていました。