健康栄養学部では、3年次より臨地・校外実習（病院等での学外での実習）が始まります。その臨地実習に行く前の指導の時間として栄養総合演習Ⅰを開講しており、今回は病院の臨地実習に行くにあたっての心構えについて、JA愛知厚生連豊田厚生病院の管理栄養士 森茂雄先生にお話ししていただきました。
まず最初に診療科の違いや各医療スタッフの役割などわかっていそうでよくわかっていない医療に関する様々な知識について、先生から学生に質問がありましたが、まだ基本的なところで十分に頭に入っていない部分もあり、実習に行くまでにさらにしっかり学習をしておこうと反省をした学生もいました。
また個人の栄養指導において、管理栄養士に必要なスキルや新型コロナウイルス感染症下での対策、さらに大学の授業では学ぶことのできない実際のチーム医療などについてお話いただき、学生は真剣に耳を傾けていました。
最後に実習に臨むに際しての心構えや実習前・実習中の学習についてアドバイスをいただきました。このアドバイスにより、病院の管理栄養士に必要な知識や求められる資質を知るとともに、業務についてのイメージが膨らんだことかと思います。