キャリアサポートプログラム(CSP)




学生と企業が本音で語り合う
少数精鋭の特別講義。

経営者と若手社員、それぞれがレクチャーする
モノづくり企業の実像と仕事の醍醐味。
まずは自社の成り立ちや事業について紹介しながら、学生に気さくに語りかけるように講義を進めてくださいました。同社の主要事業である樹脂加工についての説明の際、身近なプラスチック製品について問われると次々に声を挙げるなど、学生たちも積極的に講義に参加。1/100mmの精度が求められる射出成形の技術について加工途中の樹脂製品のサンプルの実物を見て触れながら理解するなど、体験型のワークショップのような講義に、学生たちの好奇心も刺激されているようでした。そんな中、磯村氏が強調したのは、多種多様な顧客のニーズに応える樹脂加工のクリエイティビティ。また、家業を継いで会社経営に携わるようになった自らの経験をもとに、経営の面白さやモノづくり企業が地域に与える活力についてなども、社会的背景をもとにわかりやすく解説してくれました。おかげで学生たちは、製造業に対して新たなイメージを抱いたようです。
講義の後半には、榎本さんが登壇。学生時代には養護教諭をめざしていたという榎本さんが同社を選んだいきさつ、現在の仕事について、ざっくばらんに話してくれました。特に、会社選びや入社後の仕事への取り組み方、社内でのコミュニケーションの取り方などについての自身の経験談をふまえたアドバイスには説得力があり、学生たちは熱心に耳を傾けていました。



「良い会社と働き方」を考えるトークセッション。
講義の終盤には、磯村氏と榎本さんを囲んでディスカッション。「入りたい会社、良い会社の条件」をテーマに、企業人と学生が本音で語り合いました。理想の働き方や職場環境についての学生たちの意見や質問に対し、磯村氏と榎本さんが経営者と社員というそれぞれの立場で率直かつ丁寧に答えながらディスカッションは進行。仕事の楽しみ方やより良い働き方について企業と学生が活発に意見を交わし、みんなで考える充実したトークセッションとなりました。 ※2018年7月に取材した内容です。
